株式会社田河東洋男商店は、嘉永元年(1848年)に創業され、170年を超える歴史を持っています。創業当時は、「えびすや」という屋号で宮城家によって商いされていました。
上記の画像は明治8年(1875年)に実際に使われたチラシで、しょうゆ、す、みそ、石油、大安売りと書かれているため、おそらく年末の大売り出しの時のチラシだと思われます。
三代目宮城康喜は、地元の町長も務めました。
この写真はゑびすや時代の面影が残す宮城家の旧宅の様子です。
三代目は康喜の後は、末の息子の宮城東洋男が田河家として分家し、田河東洋男として大正時代の末に継ぎました。
このころ、石室(発酵室)が作られたようです。
戦後、五代目を東洋男の三男の田河昭が継ぎ、六代目を昭の長男である田河一洋が継ぎました。